ドット抜けチェックのやり方
- 乾いたマイクロファイバークロスで画面を拭き、ほこりと見間違えないようにします。
- 明るさを普通か高めにし、夜間モード、Night Shift、f.lux、True Toneなど、白に色を付ける機能をオフにします。
- 「全画面テストを開始」を押します。スマホは先に横向きにしてください。
- 各色で50 cmほど離れて画面を1行ずつ見ていき、四隅と端は近づいて確認します。
- 怪しい点を見つけたら、長押し(タッチ)か右クリック(マウス)します。画素を隠さない丸い印が付きます。
- 6色すべてを確認します。黒では正常に見えて、白で異常が見える画素もあります。
どの色も、表示倍率に関係なく物理的なすべての画素を塗りつぶすので、150%表示の4Kパネルでも隅々まで確認できます。
黒点、輝点、白輝点の違い
| 不良の種類 | 見え方 | 見つけやすい色 | 直るか |
|---|---|---|---|
| 黒点(ドット抜け) | 常に黒い | 白、グレー | まれ |
| 輝点 | 常に赤、緑、青、またはその混色 | 黒、ほかの2原色 | ときどき |
| 白輝点(常時点灯) | 常に白い | 黒 | まれ |
| サブピクセルの輝点・欠け | 1色が欠けて、白の中で1点だけ色づいて見える | 白、赤、緑、青 | ときどき |
液晶や有機ELの画素は、赤、緑、青の3つのサブピクセルでできています。黒点は信号が届かないので暗いままです。輝点は1つ以上のサブピクセルが点きっぱなしで、黒の上で1色に光ります。3つとも点きっぱなしなら、黒の上の白い点になります。有機ELで画素全体が暗いままなのは、たいてい発光素子の故障で、元には戻りません。
点がすべて画素の不良とは限らない
ガラスの表面のほこりは拭けば取れます。ノートPCのパネル内部に入ったほこりは、ぼんやりした灰色で、たいてい1画素より大きく、白い画面で最も見つけやすくなります。黒い画面で端が明るく見えるのはバックライトの光漏れで、黒い画面で確認できます。
返品用の不良箇所マップを作る
返品や保証の窓口では、たいてい不良の場所を聞かれます。印を付けたら、それぞれの種類を選び、メモに型番とシリアル番号を書いて、「不良箇所マップをダウンロード」を押してください。画面の外枠、番号付きの丸、画素の位置、メモが入ったPNGが保存されます。全画面表示なら、位置は画面の左上からの実際のピクセル数です。画面を近くで撮った写真も添えましょう。スマホのカメラの露出を下げ、不良が最も目立つ色を表示し、画面に近づけて正面から撮ります。
印はこのブラウザの中だけに保存されるので、ページを閉じても後で続きができます。「印をすべて消す」で削除できます。
ドット抜けは何個まで許される?
旧規格のISO 13406-2では、画素の不良を4つのクラスに分けていました。多くのモニターが採用していたクラスIIでは、100万画素あたり常時点灯2個、常時消灯2個、サブピクセルの不良5個までが許容されていました。2560 x 1440のモニターは約370万画素なので、輝点7個と黒点7個でも合格になり得ました。この規格は2008年にISO 9241-307に置き換えられ、似たクラスの考え方が残っていますが、今ではメーカーが引用することはまれです。実際に大事なのは、ブランドごとの画素に関する保証規定と、販売店の返品期間です。輝点1個でも交換を約束する上位モデルや、販売店が有料で用意しているドット抜け保証もあります。購入後すぐのほうが保証申請より返品しやすいことが多いので、新しい画面は届いたその日にチェックしましょう。
輝点は直せる?
直ることもあります。点きっぱなしのサブピクセルは、周りの液晶を素早くオンとオフに切り替えると戻ることがあり、修復ツールはそれを行います。点滅する四角を印を付けた画素の上に置き、10から20分動かしてから、もう一度テストしてください。黒点には効果がなく、成功例も個人の体験談の域を出ません。パネルを強く押したり、ペンでこすったりするのはやめましょう。悪化させたり、保証の対象外になったりすることがあります。
ほかの画面チェック
モニターのリフレッシュレートはリフレッシュレート確認で測れます。ノートPCをセットアップしているならWebカメラテストもどうぞ。
よくある質問
モニターのドット抜けをチェックするには?
「全画面テストを開始」を押し、クリックか右矢印キーで黒、白、赤、緑、青、グレーと切り替えてください。各色で50 cmほど離れて画面全体を見ます。黒いまま、または1色のままの点があれば、不良画素です。
ドット抜け(黒点)と輝点の違いは?
ドット抜け(黒点)は電気が届かないため、どの色でも黒いままです。輝点は1つ以上のサブピクセルが点きっぱなしで、赤、緑、青またはその混ざった色に光り続けます。どの色でも白く光るものは白輝点(常時点灯)と呼ばれます。輝点は直ることがありますが、黒点はほぼ直りません。
ドット抜けは自然に直りますか?
本当に死んだ画素が戻ることはまれです。輝点は、何時間か使ううちに、あるいは画素修復ツールを10から20分当てると消えることがあります。結果はまちまちで誰にも保証できないので、先に印を付けて証拠を残しておきましょう。
ドット抜けは何個まで許容されますか?
メーカーによって違います。多くのモニターが採用していた旧ISO 13406-2のクラスIIでは、1920 x 1080の画面なら常時点灯と常時消灯がそれぞれ4個ほどまでは不良扱いになりませんでした。今は多くのブランドが独自のより厳しい基準を公開しており、輝点1個でも交換するところもあります。
ドット抜けか、ほこりか見分けるには?
画素の不良はくっきりした1点で、頭を動かしても位置が変わりません。表面のほこりは拭けば取れます。ノートPCのパネル内部のほこりはぼんやりしていて、たいてい1画素より大きく、白い画面で最もよく見えます。
返品のためにドット抜けを証明するには?
不良画素を長押しか右クリックで1つずつ印を付け、メモを書いて「不良箇所マップをダウンロード」を押します。さらに、その画素が最も目立つ色を表示し、スマホを画面に近づけて撮影してください。両方を返品や保証の申請に添えます。
スマホやテレビでもドット抜けチェックできますか?
できます。Androidのスマホ、タブレット、テレビのブラウザでは画面いっぱいに表示されます。iPhoneはWebページの全画面表示ができないため、ブラウザの表示領域いっぱいに表示します。スマホを横向きにするとバーが小さくなります。画面の端は別に確認してください。
画素修復ツールは安全ですか?
画面を傷めることはなく、色を素早く切り替えるだけです。ただし明るい色を1秒に何度も点滅させるため、光過敏性てんかんのある方には安全ではありません。そのため自動では始まらず、チェックを入れないと開始できず、どのキーでも止まるようになっています。



